旨い物は宵に食え、腹の立つことは明日言え

思いついたことはすぐやってみる。腹立たしいときはだまって寝る。

タンクバッグ選びにおける葛藤

バイクツーリングで出会う風景はなるべく写真に残しておきたい

日付と場所が写真に残っていることは、記憶力が甚だ怪しくなってきたお年頃のおじさんには必須事項

スマホで撮りゃいいじゃんと思わなくはないが、壊しても、さほど心理的ダメージがない価格で一眼レフカメラを手に入れてしまった自分は、一眼レフカメラにこだわりたい

今までトップケースに入れて持ち運んでいたのだけれど

バイクを降りる→鍵を抜く→トップケースを開ける→カメラ取出す→撮る

のルーチンが面倒くさくなったので、結局スマホで撮ることになった

ドッペルギャンガーのタンクバックは持っているのだけれど、横開きタイプなので収納勝手がイマイチ。マグネット取り付けなのも、気がつくと片側のマグネットが外れていたりするので今のVストには向いていない

オーソドックスな上開きタイプがやっぱり使いやすいと思うので、次の条件で鬼調べ

※こういうのは時間が楽しい

条件1 ベルト固定もしくは給油口の周りのアダプタで固定

条件2 ツーリングマップルRが入る

条件3 防水仕様

条件4 なるべくお安いもの

調べた限りでは、「エンデュリスタン サンドストーム4A」の1択じゃないかしら

ROUGH&ROAD テーパードタンクバッグ」も選択肢としてはある

「GIVI タンクロックXS307 XSTREAM」が気になるが、アフリカツイン専用でVストに取り付けるには、フランジの追加工しない

GO/ST Rd.TripleBeachの出走には間に合わせたいと考えつつも、「デカいのがなー」とか「ソコソコ値が張るなー」とか、煮え切らないまま、ヤフオクで見つけた「GIVI タンクロックXS307」が気になったので調べてみると、youtubeでVストに付けてのレビューを見てみると悪くないかも

防水仕様は雨カバーで妥協するとして、ツーリングマップルRが入るかはよくわからない。

※のちに検索でヒットしたデイトナのページには「マップ面にはA5程度の地図が入ります(ブックタイプは入りません)」て書いてあるのを見つけた

8,000円を上限に落札できたらラッキー程度で入札に参加し、落札できた

アタッチメントを購入し、取り付けた感想は

 

まあ、悪くないんじゃない?

ツーリングマップルR入らんけどw

 

タンクキャップのボルトを3箇所外し、付属の「フランジ オス」の間にアタッチメントという名のU型プレートを挟み込んで共締めするとこうなる

バイクが汚いのはご愛嬌

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給油の時には前方にパッカンすればセーフティベルト外さないでもいける

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取り外しできるマップケースを付けた状態

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マップケースを跳ね上げた状態

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横から見て後ろが浮いてるのはタンクに傷は付かないだろうけどカッコ良くはない

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ツーリングマップルRはマップケースに当てがっただけで入らないとわかる

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やっぱり無理、入らない

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リング改造の真骨頂、必要なページだけ抜き取りしてもやっぱり入らない

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リングを外してしまえば入る

これは有りだ

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フタを跳ね上げると防水っぽい中袋が付いている

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スペースの半分はカメラが占めるが、もう半分は財布や水筒の収納に使える

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フタをガバッと開けて一眼レフカメラのグリップを持ってサッと取り出し

オッケー 狙い通り!

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GO/ST Rd.SpaCountryの振り返り

11月23日(木)〜11月25日(土)でGO/ST Rd.SpaCountryに参加した。

 Rd.FiftySixtyでは3日+1日でまわれたんだから3日見ておけば余裕でしょとタカをくくっていたが、大間違いであった。伊豆は見どころが多過ぎて時間が足らない。

 敗因として二つ。

一つ目は、CPタヌキをスタートにしたからには、行きにフェリーは使うべきでなかった。完全に土肥港からCPタヌキへの移動時間を見誤っていた。

二つ目に、ついでだからといって、スタンプラリーを3つ合わせてやるものじゃない。

 当初の予定どおり、高速道路で素直にCPタヌキへ向かっていれば、3時間半ほど時間に余裕があり、走行ルートと確保していた宿はぴったりとハマっていたはずであり、無駄に修善寺辺りを右往左往しなくて済んだかもしれない。走行ルートをあらためて確認すると、CPクイナ辺りを5回も通過している。高橋橋を渡って「夜間感応式」の付いた信号号機にやたら既視感を覚えたわけである。

 というような反省も含めて、想定と現実のギャップを絶えず埋めながら常に頭を使って走るということがGO/STの魅力なのかなと思う。

 相変わらず、3日間ともほぼ12時間ずっとバイクに乗りっぱなし、こまめに休憩はするものの、何となく時間が勿体ないので、昼飯はコンビニで済ますという、罰ゲームでもしてるの?という道程ではあったけれども、次はどこに連れてかれるのかとか、ルート上で面白そうな立ち寄れそうなはどこだろうかとか、日没まであと何時間でどこまでいけるかとかを考えながら走るのは、尋常でなく楽しかった。

 同じ県内なのに遠くて遠い、伊豆半島を不完全燃焼ながら満喫した3日間でした。

スタートOD:14,934km、ゴールOD:15,452km、走行距離518km

 

☆道程の記録

【11月23日(木)1日目】

 駿河湾フェリーの清水港の朝イチ出港が7時45分。予約確認メールでは祝日は45分前に乗船受付してねって書いてあったものだから、自宅からの出発を5時30分リミットに設定した。カミさんに文句を言われないように4時起きで、風呂掃除、犬の散歩・ご飯を済ませる。

05:15 自宅出発

 国道1号で行くことも考えたが、祝日でも通勤渋滞は避けたいと思い、浜松IC〜清水ICまで東名高速を使う。

06:50 清水港駿河湾フェリー乗り場到着

07:45 清水港を出港

この航路は平成25年に静岡県が決めた海上県道なんだとか。

この旅、初の戦利品、県道223号ステッカーとスタンプラリーでチェックインしてもらったシール&メダル。

09:00 土肥港に到着

船酔いの心配もないほど平和な航海だった。

10:15 反射炉・富士山展望台

土肥港から道の駅月ヶ瀬、、伊豆・村の駅を経由して到着。

ライダーの義務をいただく。暑すぎて溶けかけてる。

11:24 CPタヌキ 火雷神社でチェックイン

 オラッチェへ行って丹那牛乳飲んで、ご飯食べたいなと思ったけれど、そんな悠長なこといってられる時間じゃないなと思い、次のCPへ向かう。

向かいのコスモスが綺麗だ。

次のCPまでの道中、MOA美術館第2駐車場で眺めが良さそうだったので、寄り道。

バブリーな匂いがぷんぷんだぜ。

12:09 CPワシ 伊豆山神社でチェックイン

 階段で登るの嫌だなと思っていたら、上にも駐車場があるとのことで、嬉々として登ったら最後のヘアピンで対向車がきてヤバかった。

 駐車場整理のおじさんに「帰るときヘアピンで転ける人多いから気をつけて、さっきもでかいバイクが転けてた」と忠告を受ける。ありがたい。

13:56 CPクイナ 松ケ瀬橋でチェックイン

運営様の「右回り左回りという言葉と地理上の方位をあまり深く考えないように。」というXのポストの意味が判った。

14:32 CPハト 土肥港近くのセブンイレブンでチェックイン

 ポストをガン見している時,2人組のライダーの視線を感じて,バイクに戻ったところで、話しかけられたので、ゼッケンをつけていないけどGO/STerかな?と適度に話をあわせつつも噛み合わないので、ただのツーリングをしている人と理解した。

 ポストをガン見してたことについては触れられなかったが,なんか恥ずかしい。

15:16 CPフクロウ 仁科峠でチェックイン

1日で3回目、土肥金山前を通るとは思わなかった。

日没までに1日目のお宿がある南伊豆町に届くか気が焦ります。

気は焦るが、スペシャルチャレンジは消化しなければ。このために伊豆山神社の階段はパスしたのだ。

天気の良い昼間に再訪したい。

16:17 CPヤマガラ 岩科学校でチェックイン

 風景写真を全く撮っていないところに時間的な焦りが感じられる。

 

 次のCPシカは堂ヶ島を含め、明日に西伊豆へ戻ってくることにして,1日目のお宿がある南伊豆町まで県道121号を蛇石峠を抜けることにした。

マップ上で蛇石峠はヤバげな感じがしたが、そうでもなかった。

あとで,1日目のお宿の「ゲストハウスりん」のマスターからよく蛇石峠を抜けてきましたねとびっくりされたが,「三遠南信地域ではありがちな道です」と返したら、苦笑いされた。

 チェックはしていたけど忘れていた、アノ安全標語に遭遇し,バッチリ撮影できた。

17:?? 「ゲストハウスりん」に到着

 途中のマックスバリュで夕飯の買い出しして、外にでたら真っ暗になっていて、急いでチェックインして、宿の掟を聞いてたり、雑談したりとしていたら、すっかり写真に納めるのを忘れた。

 最寄りの温泉は、「みなと湯」さんだということで、サービス券をいただいたので、真っ暗な中を10分ぐらいかけて歩く。

こじんまりとして,綺麗なお風呂で気持ち良かった。

受付のお姉さんとのたわいもない会話も楽しかった。

サービス券を使ったのに、またいただいてしまったのでまた来ねば。

広々個室でゆったりくつろげた。

 

【12月24日(金)2日目】

08:24 2日目スタート

09:18 石廊崎の先っぽに到着

 とんでもなく風が強い。

売店のお姉さんに、いつもこんなに風が強いのかと聞くと、今日は特別だとのこと。

 石廊崎オーシャンパーク休憩棟に戻り、ライダーの義務をいただく。

10:28 CPシカ 落居海岸でチェックイン

 海水の飛沫が酷い。

11:30 堂ヶ島に到着

 良い風景なのだが、いかんせん風は強過ぎて早々に退散する。

こうも波が荒くてはトンボロが出てきているのか判りゃしない。

12:38 一色枕状溶岩に到着

 時間が押してる感はあるけれども、国道136号沿いにある看板に惹かれて寄り道することした。

 その後、国道136号に戻って県道15号に入り、「道の駅 花の三聖苑 伊豆松崎」でスタンプをゲット、国道414号を経て「道の駅 開国下田みなと」でもスタンプゲット。

下田の街中は逃げ道がないから混む。でえきれば近寄りたくない場所だと思う。

14:28 CPネコ 田牛港でチェックイン

田牛=とうじ は読めないな。

龍宮窟の前を通ったけれど、この後、1日目にタイムオーバーで閉まっていた「道の駅 下賀茂温泉 湯の花」まで行かねばならんので、断腸の思いでスルー。また、来ればいいや。

15:25 CPウサギ 稲梓駅でチェックイン

本日のお宿は修善寺なのに、こんな時間にこんな場所にいるぞ。まずい。

15:53 CPイヌ 河津ループ橋でチェックイン

本日はここまで。「道の駅 天城越え」を経由して修善寺へ向かう。

17:?? 2日目のお宿「Hostel Knot」到着

 「道の駅 天城越え」で事件が。

駐輪した場所が若干前下がりなのに気づかず、ローギアに入れ忘れ、ハンドルロック忘れ、本日はバイクを揺らすほどの強風なので当然結果はついてきますな。

売店から戻ってくる最中にこちらに駆け寄ってきた人が「Vスト、倒れてますよ」と。

 バイクを離れてすぐに、強風に煽られ、スタンドが外れて倒れたそうで、被害はクラッチレバー曲がり、エンジンガード、左パニアにスリ傷程度で走行に支障なし。

 教えてくれた人は、自分のせいにされたくなかったんだろなと思ったので、丁重にお礼を伝えた。

転倒の状況が知れて良かったこと、他に被害を与えてなかったことは本当に良かった。

綺麗なライトアップに傷心が癒やされる。

 

【12月25日(土)3日目】

06:36 修善寺をスタート

07:11 旧天城トンネル北口に到着

南口に抜けても工事中で国道414号に抜けられないっぽいのでここまで。

07:50 河津浜に到着

延々と天城の山を下って行き着いたドン突きが「浜」潔さを感じる。

 

08:22 CPキツネ 伊豆北川駅でチェックイン

 下りで駅に上がってくる人とすれ違ったけれど、この坂道は足腰鍛えられるぞ。

08:53 CPオオタカ 大室山のふもとでチェックイン

 9時オープン早々のリフトで登ろうと思ったけど、大行列に断念した。

ここも、また来ればいいや。

10:35 CPアライグマ 筏場のわさび田でチェックイン

 「道の駅 伊東マリンタウン」でスタンプをゲットし、県道12、59号を経て到着

写真右奥の橋を渡ってきたGOSTerとエンカウントしたけれど、あの人はどこを通ってきたのだろう。聞きそびれた。

11:27 CPムササビ だるま山高原レストハウスでチェックイン

 すっかり慣れ親しんだ修善寺を抜けて到着。

天気悪いなー。この旅で富士山が見えたのは初日の反射炉でしかない。

12:51 CPライチョウ 長井崎でチェックイン

 「道の駅くるら戸田」で伊豆最後の道の駅スタンプをゲットし、ぐるっと大瀬崎を周って到着。

13:45 CPタヌキ 火雷神社でゴール

その後、「静岡・伊豆周遊スタンプラリー」を完結させるべく、エスパルスドリームプラザまで東名高速道路でジャンプし、道路の渋滞具合に辟易としながら帰宅となりました。

 この日、戸田の道の駅で食べ残しのビーノを摘んだ記憶はあるけれど、お昼ご飯を食べた記憶が無いなあとこれを書いててふと思った。

 カミさんに「ただ走ってるだけで何が面白いの?」と嫌味を言われるわけだ。

 

 



 

ブログタイトルについて

 自分は「思い立ったが吉日」を座右の銘にしている。

まぁ、座右の銘というのは大げさではあるのだけれど、時間が出来たときにやろうは、まずやらない。面倒なことは、時間が経つにつれてさらに面倒になってしまう。

なので、できることはさっさとやってしまうことを心掛けている。

 ほぼ休眠状態のIDを刷新して新しくブログを再開するにあたり、そんなタイトルにしようかと思ったのだけれど、少し捻りたいなと思い、「言い換え」で検索すると「旨い物は宵に食え」と気の利いたものがヒットした。おいしい物は味が落ちる前に早く食べた方が良いが転じて、良い話はそのままにしておかないで、さっさと進めて利益をあげるのが良いという例えからのことわざだそうだ。

 また、続けて「腹の立つことは明日言え」とつなげることもあり、言いたいことがあっても、その場ですぐ言わずに、よく考えてのちに言うことにすれば失言をしなくてすむという意味なのだそうだ。

 以前、アンガーマネジメント研修を受講したときに、腹が立ったら6秒待って落ち着けと習ったが、6秒で落ち着くわけがない。

瞬間湯沸かし器の異名と持つ自分も、一晩寝れば、忘れるか、薄れるか、いけずな言葉も考えつくというものだ。

 てなことで決めたタイトルなのでした。